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夕方から明け方まで営業している小さな食事処『くほう』の美人店主・莉生。
辛い過去から他人と親しくなることに臆病な莉生は、軽薄に口説いてくる常連客・桃雅と、虚しさを紛らわせるように時おり体を重ねていた。
ある日、莉生は道端でさらわれそうな可愛らしい子供を助けるが、その直後、桃雅が慌てて迎えに現れる。
実は桃雅は亡き姉の子の面倒を見ており、その子供も莉生に無邪気に懐いてきたのだ。
莉生はふたりを放っておけず、ぎこちないながらも交流を重ねるうち、次第に心が通じ合い始める。
でも、桃雅が莉生の心の奥に触れるほど、どうしても忘れられないあの人を思い出してしまい――…?
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もう誰かに心を震わせることなんてないと思ってた